この「ワールドビール」を運営するくらいビール好きな私なので、プリン体には気をつけたいところ。そう、まえから気になっていた「プリン体」!
そもそもプリン体の正体を知らないなと思い、調べてみました!
私のイメージでは、プリン体は「摂取すると太る」「ビールに多く含まれている」「イクラなどの卵系の食べ物にも多く含まれている」というイメージでした。
結論からすると、半分正解で半分不正解でした。まずはプリン体について説明します。
プリン体とは
プリン体は、穀物、肉、魚、野菜など食物全般に含まれる成分で、主に旨みの成分にあたります。ヒトの体内でも生成、分解されています。
化学式で書くとこんな感じだそうです。
まぁ化学式で書かれても全く意味わからないですよね。とりあえずおいておきましょう。
プリン体を摂取しすぎるとどうなる?
通常プリン体は分解されて尿酸に変化し体外に排出されます。しかしプリン体を摂取しすぎると、プリン体が分解された尿酸の量が排出能力を超えてしまい、体内に蓄積されます。そして蓄積された尿酸が原因で痛風になるといわれています。
ビールや発泡酒には麦芽由来のプリン体が含まれていて、蒸溜酒(ウィスキーやウォッカなど)よりも醸造酒(ワインや日本酒やビール)の方が多く含まれています。お酒を毎日飲む人は痛風の危険度が高いと言われています。
また、ビールのプリン体量は、ビールの種類にもよりますが、100mlあたり8.0~9.5mgあたりのビールが多いです。「100mlあたり8.0~9.5mg」といわれても、そのプリン体の量が多いのか少ないのか分からないので、プリン体の基準について説明します。
プリン体の摂取基準
プリン体の1日の摂取目安は400mgだそうです。ビールには「100mlあたり8.0~9.5mg」ほどのプリン体が含まれていますので、350ml缶を1本飲むと、1日の摂取目安の約7%を摂取したことになります。500ml缶だと約11%ですね。
ここまで書くと、「じゃあ500ml缶を5本も飲んでも、1日の摂取目安の半分程度だ!」と思ってしまいそうですが、ちょっと待った!
プリン体はビール以外にも肉や魚などにも含まれていて、普段の食事でも摂取しています。
プリン体を多く含む食品として、レバー類(210~320mg/100g)、白子(300mg/100g)、魚介類(エビ、イワシ、カツオなど)(210~270mg/100g)があります。
普通に1日3食を食べていれば、80mg~210mgほどはプリン体を摂取しているそうです。
なので、プリン体を多く含む食品を食べた日に、500ml缶ビールを2本ほど飲むと、1日の摂取量をオーバーします。
もちろん、人によって食べる量が違うので、なんともいえない部分もありますが・・・。
と、ここまで書いていると・・・大好きなビールが飲みづらい・・・。
そんな人(自分)のために、予防方法も調べてみました!そこで、いいものを見つけたので紹介!
プリン体を撃破するヨーグルト
なんと、プリン体と戦ってくれる「明治プロビオヨーグルトPA-3」を発売したとのことです。
プリン体を撃破する仕組みをいろいろ調べてみましたが、化学的なことが多いので、簡単にまとめてみました!
情報によると、プリン体には「プリンヌクレオチド」「プリンヌクレオシド」「プリン塩基」という3つの構造があって、「プリン塩基」であれば体内に吸収されにくいそうです。
そこで、ヨーグルトに入っている「PA-3乳酸菌」が3つの構造のプリン体を「プリン塩基」に分解、取り込むことで、人の体への吸収がされにくくなるそうです。
「プリン体をなくしたり分解する」のではなく、「プリン体を吸収されにくくする」ヨーグルトのようです。
三浦さん、西川さん、柳沢信吾が発売イベントに参加してプロモーションしたそうです。
ビールをたくさん飲む私なので、小さいことでも出来ることはやろうと思い、飲む前に食べる用として、早速購入しようと思います♪♪
スーパーなどの店頭であまり見たことがないので、Amazonで購入♪飲むタイプと食べるタイプがあるそうです。プリン体吸収されないといいなぁ。。。