ビールの辛口って何? | 世界のビールを多数紹介中【ワールドビール】

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2021年 7月27日

ビールの辛口って何?

「辛口」の疑問

国内のビールでも、世界のビールでも、味を表す表現として「辛口」という言葉がよく使われています。

しかし実際に飲んでみると、唐辛子のような辛さがあるわけでもなく、「何が辛口なのか分からない」という人が意外と多いのではないでしょうか。

そんな人のために、ビールの辛口について説明していきます。


ビールの「辛口」とは

もともとお酒には五味(酸・甘・苦・辛・塩)があり、そこに香りも加わると、お酒の風味というのは、多様な表現をすることができます。

また、基本的にビールには『辛さを出す成分』というのは入っていないため、前述したように「辛口」と言っても唐辛子のように辛いわけではありません。

それでは辛口のビールとは一体??となります。

ここでは一般的にいわれている「辛口」について説明します。

アルコール分との兼ね合いもあるので、一言に「辛口」と表現しても、人によって感じ方が様々なため、「ここでは」としています。


ずばり!「辛口」の理由は醸造工程にあり!

ビールを醸造するためには、酵母・水・糖による「アルコール発酵」を行います。

この発酵に使用する「糖」が少なからず残ります。これによってビールが甘くなります。

なので、「辛口のビール」とは、この「残留する糖」を極力少なくした「甘くないビール」のことなのです。

「苦い = 辛口」というわけではないのです。


世界のビールは「辛口」?

世界のビール(例えばベルギービール)などでは、果実を混ぜたビールも存在します。

これらの世界のビールについては、果実の糖分が含まれているため、決して「辛口のビール」とは表現しません。

もちろん、日本のスーパードライのように、世界のビールの中には「辛口」ビールも存在します。


これを機に辛口のビールと甘めの輸入ビールを飲み比べても良いと思います!

辛口の輸入ビール紹介

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ブリュードッグ パンクIPA

UnitedKingdom

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イギリスで売り上げが多い辛口の輸入ビール。
ホップの香りがよく、アルコール度数が少し高めの5.6%。
一度飲んでみて損はないビールです。

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