「ビールと発泡酒の違いはなんですか?」と聞かれてちゃんと答えられる人は少ないのではないでしょうか。味の濃さ?後味の良さ?よく飲む人であれば、飲んでみればそれがビールなのか発泡酒なのかを断言できるかもしれません。しかし、飲んでみてもビールと発泡酒の違いが分からない場合もあります。
また、最近では「新ジャンル」と呼ばれるものも発売されています。では、この「ビール」と「発泡酒」と「新ジャンル」の違いは何なのか、説明します。
ビール
麦芽を原料の3分の2以上使用し、副原料においても酒税法によって使用できるものが限定されている酒類です。(麦芽や麦、ホップ、米、とうもろこし、でんぷん等)
ビールについてさらに詳しく知りたい人は「そもそもビールって何?」の記事を見て下さい。
発泡酒
「麦芽使用率が3分の2未満、ビールとしては使用できない原料を使用している場合で、麦芽、麦を原料の一部とした発泡性を有する酒類」を発泡酒と分類しています。
しかし、麦芽を3分の2以上使用していても、酒税法で指定された副原料以外を使うと「発泡酒」の扱いになります。
新ジャンル
麦・麦芽以外を原料とした酒類と、発泡酒にスピリッツなどのアルコール飲料を加えた酒類が「新ジャンル」に分類されます。
国内主要メーカーのビールと発泡酒と新ジャンル商品
上記、ビールと発泡酒と新ジャンルの違いについて説明しました。
実際にスーパーなどで「ビール」「発泡酒」「新ジャンル」を見分けようとした時には、「ビール」とそれ以外は値段で判断がつくと思います。しかし、「発泡酒」と「新ジャンル」の違いはどうでしょうか。
「発泡酒」と「新ジャンル」は値段もそこそこ同じですし、見分けがつきづらいのではないでしょうか。「国内主要メーカーのビールと発泡酒と新ジャンル商品一覧」の記事に国内主要メーカーの商品をジャンルごとに記載してみましたので、気になる方は是非見てみて下さい!