シュロス・エッゲンベルグ醸造所
シュロス・エッゲンベルグ醸造所は、オーストリアのリンツとザルツブルクの間に位置するザルツカンマーグート地方にある醸造所です。
オーストリアで最も古い家族経営の醸造所で、世界で最もアルコール度数の高いラガービールの一つとして知られるサミクラウスの醸造元として知られています。
ヨーロッパをリードする醸造所として、特に輸出に力を入れている醸造所です。
サミクラウス
「サミクラウス」は1年に1回、毎年12月6日にのみ醸造されるドッペルボックタイプの限定輸入ビールです。
瓶詰め前に10ヶ月熟成された後に、12月6日に出荷されます。
ビール名の「サミクラウス」はスイスの方言で「サンタクロース」を意味します。
元々はスイスで製造されていましたが製造中止になり、オーストリアで復活したため、スイスの方言がビール名になっています。
この「サミクラウス」は、何年もの瓶内熟成が可能という珍しい輸入ビール。
5年程熟成させると飲み頃になるという話もあります。
アルコール度数も特徴の1つで、ギネスに認定されたこともある「14%」という高いアルコール度数の輸入ビールに仕上がっています。
サミクラウスの味わい
熟成の香りと深い味わい。
瓶内での2次熟成期間によって風味が変わりますが、フルボディのこの「サミクラウス」は、味わいながら飲むのが最適な輸入ビールです。
泡立ちはあまりなく、ワインのような飲み心地。
甘味を感じる事もでき、高アルコール度数ですがあまりアルコール感を感じません。
冷やしすぎず、室温くらいで飲むのがオススメの輸入ビールです。