デ・コーニンク醸造所
デ・コーニンク醸造所は1833年にビアガーデンの付属施設として創業を開始しました。
ベルギー国内では、中規模の家族経営醸造所にあたります。
醸造所の設備は非常に近代的で、コンピュータ制御による徹底管理を行っています。
また、ビールの熟成に関しても全く手を抜かず、エールタイプであるデ・コーニンクの場合は4週間はしっかりと熟成期間をとっていることを強調している醸造所です。
(一般的なラガータイプのピルスナーの熟成期間は7~10日間です)
そして2010年にはデュベル・モルトガットグループの傘下に入りました。
デ・コーニンク
「デ・コーニンク」は「王様」という意味です。
ロゴマークの王冠の下には左に建物の絵、右に手のひらの絵が描かれていて、建物はアントワープの町を意味し、手のひらは関所を意味しています。
ベルギー・アントワープを象徴する輸入ビールです。
アントワープで「ビール」と言えば「デ・コーニング(De Koninck)」のこと、といわれるほど地元の人々に愛されていて、デ・コーニンク専用のグラスを「ボレケ(Bolleke)」と呼ぶことから、地元の人は注文する際に「ボレケを一杯」と言うほどの輸入ビールです。
デ・コーニンクの味わい
ローストしたモルトのほど良いコクと、ザーツホップの心地良い上品な苦味のバランスがよく、滑らかな飲みやすさが魅力の輸入ビールです。
とにかく飲み口が非常に良いので、一度飲み始めると止まりません。
アントワープでの普段飲みの飾らない美味しいビールです。