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WORLD BEER · PILSNER URQUELL / BUDVAR

ピルスナーウルケルとバドバーの違い|味・苦味・度数を比較

ホップの苦味と麦芽の風味を楽しみたいならピルスナーウルケル、麦芽の豊かさと口当たり、苦味のバランスに注目するならバドバー。どちらもチェコの淡色ラガーですが、選ぶ手がかりは「苦いか、甘いか」だけではありません。

ピルスナーウルケルのボトルとグラス

ピルスナーウルケル

ホップの苦味と麦芽の風味を味わいたい

アルコール度数 4.4%

特徴と購入情報を見る
バドバー・オリジナルのボトルとグラス

バドバー・オリジナル

麦芽の豊かさと苦味のバランスを楽しみたい

アルコール度数 5.0%

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本記事は、通常のピルスナーウルケルと、チェコのバドバー・オリジナルの比較です。国内向け330ml瓶を主な条件とし、バドバーのダーク・無濾過・ノンアルコール等は含めません。アメリカのバドワイザーとは別の商品です。バドバーは国内で「ブドバー」などの表記でも販売されています。

2026年10月23日確認 · ワールドビール編集部 · 広告・アフィリエイトリンクを含みます

まずは比較表:苦味だけでなく麦芽の風味も見る

度数はウルケル4.4%、バドバー5.0%。以下の香りや味はメーカーの説明をもとにした整理で、同条件の実飲結果や点数評価ではありません。

表は横にスクロールできます。

ピルスナーウルケルとバドバー・オリジナルの比較
比較項目ピルスナーウルケルバドバー
正式商品名Pilsner UrquellBudweiser Budvar Original
原産国・醸造都市チェコ/プルゼニ(Plzeň)チェコ/チェスケー・ブジェヨヴィツェ
スタイルピルスナー/淡色ラガーチェコの淡色ラガー
アルコール度数4.4%5.0%
比較対象330ml瓶330ml瓶
香り・麦芽の風味ほのかなカラメルを思わせる麦芽、スパイシーなホップ香豊かな麦芽とホップ香、爽やかなバランス
苦味・後味麦芽の風味を支えるはっきりした苦味麦芽と釣り合う苦味
口当たりの手がかり豊かな泡と味わいのバランス豊かな麦芽と爽やかさ
向いている好み麦芽とホップの苦味の対比麦芽・口当たり・苦味の調和
国内参考価格345円(税込)/1本・送料別350円(税込)/1本・送料別

価格はbier.jpで2026年10月23日に確認した330ml瓶・単品の税込表示額です。確認時は注文可能表示でしたが、送料込み総額は未確認で、価格・在庫は変わります。同じ銘柄でも、缶・瓶・樽、生産・保管条件や注ぎ方で印象は変わります。「バドバーは甘くて苦くない」「ウルケルは苦味だけ」と二分せず、味の組み合わせで選びましょう。容量・価格・購入条件の確認へ

ピルスナーウルケルとバドバーの味・苦味・度数を比較

ピルスナーウルケルとバドバーの違いを比較

香りと麦芽:甘い香りと、糖分の甘さは別のこと

ピルスナーウルケルは、ザーツホップのスパイシーな香りと、ほのかにカラメルを思わせる麦芽の風味が特徴。麦芽の存在感を楽しみながら、後味の苦味にも目を向けたいビールです。一方、バドバーはメーカーが豊かな麦芽の味わい、ホップの香り、爽やかでバランスの取れた味わいを案内しています。

パンや穀物を連想するような麦芽の香りを感じても、それだけで糖分の多さや「甘口」とは決まりません。香り、舌で感じる甘み、飲み込んだ後の余韻は分けて見ると、好みを言葉にしやすくなります。

苦味:強さだけでなく、余韻と麦芽との釣り合いを比べる

ホップの苦味を選ぶ手がかりにするなら、まずウルケルに注目。バドバーにも苦味はありますが、公式説明では豊かな麦芽とホップの風味の調和が手がかりです。どちらが何倍苦い、と数値化できる比較ではありません。

バドバー・オリジナルの公式値は22 IBU。ウルケルの公式IBU値は今回確認できていません。他店の数字を組み合わせた順位は付けません。IBUは苦味成分の目安で、香りや麦芽、温度、料理によって変わる体感そのものではないからです。詳しくはビールの苦味とIBUの考え方へ。

度数:4.4%と5.0%、差は0.6ポイント

通常のウルケルは4.4%、バドバー・オリジナルは5.0%。差は0.6ポイントです。度数の高さは味の優劣ではなく、ウルケルなら多く飲んでもよいという意味でもありません。量とペースを考え、水も用意して楽しみましょう。

泡・口当たり:商品と注ぎ方、両方の影響がある

泡の豊かさやなめらかさは、銘柄の特徴に加え、グラスの汚れ、温度、注ぐ勢いにも左右されます。店の専用タップで注いだ一杯と家庭の瓶を比べ、その違いをすべてブランドの差と考えないことも大切です。

同じチェコの淡色ラガーでも、生まれた街と造りは異なる

プルゼニ(Plzeň)

ピルスナーウルケルの街。1842年に誕生したビールで、「ピルスナー」という名称はこの街に由来します。

チェスケー・ブジェヨヴィツェ

バドバーの街。Budweisはこの都市のドイツ語名で、商品名を理解する手がかりです。

水、麦芽、ホップ、酵母、糖化や発酵・熟成の工程が組み合わさって味を形づくります。同じチェコ産だから同じ味でも、水やホップが違うだけで全てが決まるわけでもありません。

ウルケルの「トリプルデコクション」とは?

麦芽と湯を混ぜたもろみの一部を別に取り、煮沸して戻す操作を3回行う糖化の方法です。発酵を3回することや、度数が3倍になることではありません。

トリプルデコクションの模式図
  1. 1回目

    もろみの一部を取り出す → 煮沸 → 元へ戻す

  2. 2回目

    再び一部を取り出す → 煮沸 → 戻す

  3. 3回目

    一部を取り出す → 煮沸 → 戻す

工程の考え方を示した図です。量・時間・温度の比率を表すものではありません。

工程の一般的な解説はデコクション法とは?で読めます。メーカーは、現代のタンクで造る製品と、地下の木樽で並行して醸造するビールを比較し、味の一貫性を確認しています。店頭の製品全量を木樽で造っているわけではありません。

バドバーは2回のデコクション、発酵と熟成は別の工程

バドバーの公式製法案内には、2回のデコクションと、ホップを3回に分けて加える工程があります。主発酵は約10日。その後、横型タンクで熟成させ、Originalは約90日熟成するという案内です。発酵を90日行うという意味ではなく、回数や時間の多さで優劣を決めるものでもありません。

原料の手がかりも共通点と違いの両方があります。両社はモラビアの大麦麦芽とザーツホップを紹介していますが、ウルケルはプルゼニの軟水、バドバーは醸造所の地下水を使い、それぞれの酵母や工程と組み合わせています。

EPMはアルコール度数ではない

バドバー公式にある11.9% EPMは発酵前の麦汁のエキス分に関する値で、アルコール度数や完成ビールの糖質量ではありません。この商品の度数は5.0%です。発酵・熟成・製造全体の日数は異なるため、買う際に数字を見かけたら何の工程を指すかも確かめましょう。

チェコの他の銘柄も知りたい方はチェコビールのおすすめと選び方へ。本記事では、この2本の選び分けに絞ります。

バドバーはアメリカのバドワイザーと同じ?

別のビールです。ここで比べるのはチェコ産のBudweiser Budvar Original。アメリカのBudweiserを対象にしていません。国内では「バドバー」「ブドバー」「ブドヴァイゼル・ブドバー」などの表記で売られる場合があります。

検索語だけで判断せず、商品説明のBudvar・チェコ産・Original・5.0%を確認しましょう。ラベル画像が小さい場合は、原産国と正式商品名の記載を併せて見ると取り違えを減らせます。

好み別に選ぶならどちら?

表は横にスクロールできます。

飲みたい場面から選ぶ
比較項目ピルスナーウルケルバドバー
初めてのチェコビール苦味と麦芽の対比に注目するならウルケル麦芽と口当たりの調和ならバドバー
ホップの苦味を楽しみたいまず候補にしたい1本苦味と麦芽の釣り合いを楽しむ候補
麦芽の風味が好き苦味との組み合わせに注目豊かな麦芽の味わいに注目
食事と楽しみたい揚げ物などと苦味の余韻を楽しむ提案肉料理などと麦芽の風味を合わせる提案
日本のラガーとの違いを知りたい麦芽・苦味・余韻を同条件で比べる同じ項目で比べる。日本のラガーも一様ではない
プレゼント・飲み比べ同容量を少量ずつ比べる組み合わせに相手の好み・度数・容器・付属品も確認
苦味が得意ではない無理に選ばなくて大丈夫苦くないビールではありません

苦味を避けたい場合は、苦くないビールの選び方から探す方法もあります。どちらかが「誰でも飲みやすい」とは限りません。

それぞれの特徴と購入時の確認ポイント

ピルスナーウルケル

ピルスナーウルケルのボトルとグラス

アルコール度数4.4%/主な比較対象:330ml瓶

麦芽の風味とホップの苦味を一緒に楽しみたい方へ。苦味を避けたいときは、別のスタイルも選択肢にしてください。瓶・缶・樽を同じ購入条件として扱わず、容器と本数を確認しましょう。

ピルスナーウルケルの銘柄詳細を見る

バドバー・オリジナル

バドバー・オリジナルのボトルとグラス

アルコール度数5.0%/主な比較対象:330ml瓶

麦芽の豊かさと口当たり、苦味の調和を楽しみたい方へ。甘い飲み物を求める場合に必ず合うとは限りません。アメリカのバドワイザーやダークなどと取り違えず、チェコ産のOriginalを確認してください。

バドバー・オリジナルの銘柄詳細を見る

注文前に見るのは、1本の値段だけではありません
  • 330mlか別容量か、瓶か缶か
  • 単品・複数本・ケースのどれか、最低注文数はあるか
  • 送料込み総額、賞味期限と保存方法
  • グラスが付属するか。本文の商品画像は商品の一例です。販売先・時期によってラベルは異なるため商品説明も確認してください。グラス等のセット内容を保証しません
  • 商品画像だけでなく、正式名称・原産国・度数の説明も一致しているか

価格・在庫・付属品は販売ページで再確認してください。購入ボタンは商品を探す導線であり、最安値や在庫を保証するものではありません。

家庭で楽しむ温度・グラス・注ぎ方

公式の案内と、家庭での試し方を分ける

ウルケル公式の家庭向けガイドは5〜7℃を案内しています。バドバーについては、今回確認した公式資料で飲用推奨温度を確認できていません。製造中の発酵・熟成温度を、飲む温度に読み替えることはしません。

飲み比べでは、冷蔵した2本を同じ程度の温度から少量ずつ試し、時間とともに香りがどう変わるかを見るのも編集部の提案です。公式推奨温度を平均して決めた数字ではありません。

専用グラスがなくても、清潔さと泡の余裕を

専用グラスはブランドらしい一杯を楽しむ選択肢ですが、手持ちの清潔なグラスでも楽しめます。330mlを一度に注ぐなら泡の余裕が必要です。満水容量330mlのグラスに、330mlと泡をそのまま収めようとせず、余裕のあるものを使うか少量ずつ注ぎましょう。

形・容量・洗いやすさから選ぶならビールグラスの種類と選び方へ。

  1. 1 清潔なグラスを用意

    洗剤や油分を残さず、ビールを振らずに準備します。

  2. 2 傾けて、落ち着いて注ぐ

    泡立ちを見ながら静かに。勢いは容器や温度に合わせます。

  3. 3 グラスを起こし、泡の余裕を残す

    無理に全量を注がず、飲む分だけ。泡の高さは一定とは限りません。

ハラディンカ・シュニット・ミルコは、別のレシピではない

ウルケルにはHladinka(ハラディンカ)、Šnyt(シュニット)、Mlíko(ミルコ)という注ぎ分けがあります。ハラディンカはビールの上に厚い泡をのせる定番、シュニットは液体より泡を多めにしグラス上部に余白を残す注ぎ方、ミルコは大半が湿った泡の一杯。ビールと泡の構成を変える、専用タップでの提供方法です。ミルコは泡が主体でもノンアルコールではありません。

家庭の缶・瓶でお店の一杯を完全に再現できる、という意味ではありません。まずは家庭で香りと泡を楽しみ、専門店では注ぎ方の違いを体験する、という分け方がおすすめです。容器の影響は缶ビールと瓶ビールの違いも参考になります。

料理・おつまみと合わせるなら

以下は風味の組み合わせを考える編集部の提案です。実食による順位ではなく、いつもの料理と比べる入口としてどうぞ。

  • ローストポークやソーセージ:香ばしい肉と麦芽の風味を合わせるならバドバーが候補。同じ料理でウルケルの苦味の余韻も比べられます。
  • 鶏の唐揚げ:ウルケルの苦味と香ばしさを楽しむ提案。バドバーでは肉や衣と麦芽の風味がどう合うかに注目します。
  • フライドポテト:味付けを塩程度にすると、料理の香りが強すぎず2本を比べやすくなります。
  • 穏やかな味のチーズ:麦芽の風味と乳製品のコクを合わせる提案。最初は香りの強すぎないものを少量から。

ひとつの料理に2本を合わせるなら、最初は同じ味付けで。ソースや香辛料を途中で変えると、ビール自体の違いと区別しにくくなることがあります。

飲み比べは「同じ条件」と「見る項目」をそろえる

自宅で試すなら、商品以外の条件をなるべくそろえるところから。次の順で、好みに合う味を探してみましょう。

  1. 買う条件をそろえる:可能なら両方330ml瓶にし、賞味期限・購入日・保管方法も確認します。
  2. グラスと温度をそろえる:同じ形の清潔なグラスに少量ずつ注ぎ、水も用意します。
  3. 香りから余韻まで順に見る:香り → 口当たり → 麦芽の風味 → 苦味 → 飲んだ後の余韻。まずは気になる2項目に絞っても十分です。
  4. 順番を変えてみる:どちらからが正解という決まりはありません。水を挟んで順番を入れ替えると、前の一口の影響にも気づけます。

メモは「香ばしさが好き」「苦味の余韻が心地よい」など、自分の言葉で。1人で2本飲み切る前提にせず、少量を分けて楽しんでください。

ウルケル単独の過去の感想はピルスナーウルケルの既存試飲記事へ。今回の2本をそろえた実飲結果ではありません。

よくある質問

一番大きな違いは何ですか?

選ぶ目安は、ウルケルの麦芽とホップの苦味の組み合わせ、バドバーの麦芽の豊かさとホップの苦味の調和です。度数も4.4%と5.0%で異なります。

どちらが苦い? バドバーは甘いビールですか?

公式説明ではウルケルは苦味と麦芽のバランス、バドバーは豊かな麦芽とホップの風味の調和が手がかりです。ただし同条件の体感比較ではありません。バドバーにも苦味があり、麦芽の豊かさを単に甘口とは言い換えられません。

初めてならどちらを選べばよいですか?

ホップの苦味と麦芽の対比に惹かれるならウルケル、麦芽と口当たりの調和に注目するならバドバーが候補です。苦味が苦手な方に、無理にどちらかをすすめるものではありません。

バドバー、ブドバー、バドワイザーは同じですか?

バドバーやブドバーは国内での表記違いとして見かけます。ただしアメリカのバドワイザーは別商品です。Budvar、チェコ産、Originalという商品説明を確認してください。

両方ともピルスナーですか?

どちらもチェコの淡色ラガーとして比較できます。ウルケルはピルスナーの原点で、バドバーは公式の淡色ラガーという表記を優先しています。分類だけで味が同じと考えないことが大切です。

缶と瓶では味が違いますか?

容器だけでなく鮮度や保管、注ぎ方も印象に関わるため、必ずどちらがおいしいとは決まりません。今回の主な比較条件は330ml瓶です。

ミルコは別のビールですか?

別のレシピのビールではなく、ウルケルを専用タップで泡主体に注ぐ提供方法です。ノンアルコールではなく、家庭の瓶で完全に再現できるとは限りません。

国内で購入するとき、何を確認すればよいですか?

銘柄・原産国・度数に加え、容量、缶か瓶か、本数、送料込み総額を確認してください。特にバドバーはアメリカのバドワイザーと区別し、画像だけでなく商品説明も読みましょう。

まとめ:苦味と麦芽、どの組み合わせを楽しみたい?

ホップの苦味と麦芽の風味を味わうならウルケル。麦芽の豊かさ、口当たり、苦味の調和に注目するならバドバー。どちらが上かではなく、今の好みや料理から選んでみましょう。

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出典・確認情報

参照した情報と確認日を開く

確認日:2026年10月23日。スペックは公式情報、香味はメーカーの説明を中心に整理しました。家庭での比較手順、グラスの代用、料理との具体的な組み合わせは編集部の提案です。

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